人里離れた山の中。モンスターの一族が住む村で結婚式が行われていた。新郎のゴメズが新婦のモーティシアに結婚指輪を渡そうとしたその時、彼らを恐れる人間たちが村を襲う。命からがら逃げ出したゴメズとモーティシアは、あてのない旅の途中で大男のラーチと出会い、執事として雇うことにする。そして、一行は丘の上に立つ荒れ果てた屋敷を発見。屋敷の主の幽霊から「出て行け!」と脅かされるが、ゴメズとモーティシアにとって幽霊付きの物件なんて願ってもないこと。夫婦はそこを愛の巣にして家庭を築くことにした。
 時が流れ、夫婦には二人の子供が生まれた。いつも暗い表情を浮かべてよからぬことを考えている長女、ウェンズデー。ありとあらゆる危険ないたずらを考えて、ゴメズに爆弾を仕掛けるのが楽しみな弟のパグズリーだ。平和な日々を送っていた一家は、屋敷に親戚たちを迎えて、パグズリーが一族に伝わる大切な儀式、「セイバー・マズルカ」を披露する日が近づいていた。ひと足早くフォスター伯父さんや魔女のおばあちゃんが屋敷に駆けつけて、一家は賑やかな毎日を送っていた。
 そんなある日、ウェンズデーは丘の下に住宅地があり、そこに大勢の人間たちが住んでいることを知る。住宅地をプロデュースしたのは、テレビの人気司会者マーゴ・ニードラー。ゴシックなアダムス一家とは正反対のカラフルに彩られた街では何よりも「普通」を愛する人々が暮らしていた。マーゴの娘、パーカーと友達になったウェンズデーは、自分たち一家とは全然違う世界があることを知り興味津々。人間の中学校に通って普通の生活を試してみることに。しかし、住宅地にはある秘密が隠されていた。そして、アダムス・ファミリーに思いがけないピンチが訪れる!